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2022.09.29 (Thu)

舌斑(ぜっぱん)は愛犬の個性!

おはようございます^^

今回は舌斑のお話しをいたします。
犬は体温調節を口でしているとはいっても、バシュは散歩に行ったとき、興奮して吠えたとき、夢中になってご飯を食べたときと、長~い舌を出して年中ハアハアしています(*^-^*)

DSC02419_2.jpg

舌斑に気が付いたのはだいぶ前ですが、もっと奥の方にも二つほどあります。
私たちもそうですが、舌の状態は大事なので、何か所かの病院で聞きました。
みな、舌斑だから大丈夫とのことでした。

それでも急に斑点がおおきくなったり隆起したりするような場合は、メラノーマという悪性黒色腫もありますので気を付けてみています。

この舌斑、なんであるのかなと少し調べてみましたが、あまり研究されたものが見つからないのですが、
J-STAGEの日本獣医師会雑誌、日本犬の起源とその系統(田名部雄一氏)というところに少しだけ出ていました。

舌上 の青黒 い斑点(舌 斑 とい う)は 人 の好 みや生存適応 などの淘汰圧があ まりかか らない形質 で,犬 種 の系統を探 る手掛か りとな る.舌 斑率 は,日 本犬 では三河犬,北海道犬で高 く,秋 田犬,柴 犬(信 州系,一 般 の柴犬)で は低 い.ア ジア地域では,台 湾在来犬,イ ン ドネシア在来犬な ど南の犬の系統 で は舌斑率 が高 く,韓 国や モ ンゴル在来犬な ど北の犬の系統 では低 い.こ のことか ら,日本 に最初 に入 って住んでいた犬 は舌斑率が高か ったが,その後朝鮮半島か ら入 って きた犬 は舌斑率が低か った ように思われ る[26].し か し,舌 斑 の率 につ いて もこれを減点の対象 としてい る保存会 もあ り,こ の場合 は人為淘汰を受 けるので,こ の形質 か ら系統 を論ず る時 には慎重を期す る必 要があ る.

上記サイトより、引用させていただきました。

日本に最初に入ってきた縄文時代の犬の舌斑率は高く、その後は低かったようです。だからといってそれが生存の淘汰につながるものではないようですが、ドッグショーでは敬遠されているところもあるようです。

ほかにも舌斑について書かれているサイトはたくさんありますが、身体に及ぼす影響はあまり見られないことからその子の個性ととらえていいように思います。

それでも私は、バシュの舌斑に関してちょっと気になっていることがあります。
現在混合ワクチンやフィラリアの薬をもらいに行っている病院でのことです。
いつもいつも大騒ぎをするバシュ、マズルガードをしていてよく見えたなと思って、しばらく考えていたら、一度おやつを上げてもらおうと外したことがありました。
そのとき先生から舌斑について言われたことがあります。

バシュのように舌斑のある子は、興奮しやすい子が多いと。
訓練所のシェパを多く見ている先生の経験からで、医学的な根拠はないとのことです。

それでもやはり気になりました。
何といいますか、、、たとえば人間の場合、

つむじが二つある人や、後ろにある人などのことを、〇〇の性格、、、などと言われたような感覚です。
ユニークと言われるような人のことを、つむじ曲がりとかへそ曲がりと呼ぶような感じなのです。
あるべきところにないとか、ないところにあるとかは医学的根拠はないと思うのですが、私的には、ちょっと気が重たくなる言葉でした。

でも、気にしていても何も始まらないので、かわいいバシュの個性だと思うことにしました。
すべて込みで大好きなバシュなのですヽ(^o^)丿

それでもやはり舌の状態のことは大事なので、これからも気を付けて観察していこうと思っています。

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